FTPソフト『FileZilla』をダウンロードしてインストールする方法から使い方まで、WordPress を始めたばかりの初心者さんにも分かるように解説します。
FileZillaをインストールする
1. FileZilla をダウンロードする
FileZillaのダウンロードは、Windows / Macともに下のリンク先から行うことができます。
Windows の場合には『64bit版』と『32bit版』があります。
お使いの PC がどちらなのか Microsoftの公式ページ で確認の上、ダウンロードして下さい。
私は Mac を使用している為、これより下のスクリーンショットは Macバージョン となりますが、Windows でもあまり変わらないと思いますので、ぜひ参考になさって下さい。
また、エックスサーバーでサーバー契約をしていることを前提に説明します。
なお、画像は全てクリックで拡大します。
2. ダウンロードしたファイルをインストールする
画像左下にあるダウンロードしたファイルをダブルクリックします。
展開された『FileZilla.app』をダブルクリックすると・・・
以下のように表示されるので『開く』をクリックします。
すると、FileZillaが開きます。
サイトマネージャーの設定をする
1. サイトマネージャーを開く
赤枠で囲んだアイコンをクリックして、サイトマネージャーを開きます。
2. 新規サイトに名前をつける
①『新しいサイト』をクリックし、②『新規サイト』に名前をつけます。
3. プロトコル等の設定をする
下記を参考に、上( )の ① 〜 ⑥ に入力していきます。
[su_table responsive=”yes”]
① プロトコル | FTP – ファイル転送プロトコル |
② ホスト | 下記参照 |
③ 暗号化 | 明示的な FTP over TLS が必要 |
④ ログオン タイプ | 通常 |
⑤ ユーザー | 下記参照 |
⑥ パスワード | 下記参照 |
[/su_table]
②、⑤、⑥ については、エックスサーバーのサーバー申し込み時に届いたメール『サーバーアカウント設定完了のお知らせ [試用期間] 』に記載されているサーバーアカウント情報をご確認ください。
② ホスト ・・・・・ FTPホスト : sv****.xserver.jp
⑤ ユーザー ・・・・ FTPユーザー : ************
⑥ パスワード ・・・ FTPパスワード : ********
入力が済んだら『接続』をクリックします。
『不明な証明書』というダイアログが表示されるので、『今後もこの証明書を常に信用する』にチェックを入れて『OK』をクリックします。
これでサーバーと接続できました!!
FileZilla の使い方
画面はどうやって見るの?
画面の左側にはパソコン側のデータが表示され、画面の右側にはサーバー側のデータが表示されます。
WordPress の『テーマフォルダ』はどこにあるの?
ルートフォルダに付けるフォルダ名は、会社によって違い『www』『htdocs』『public_html』などがあるですが、エックスサーバーの場合は『public_html』で、その中に WordPress の『テーマフォルダ』が入っています。
つまり、独自ドメイン > public_html > wp-content > themes という階層になっています。
ファイルを編集する前に、必ずバックアップを取っておこう!!
ファイル編集前には、必ずバックアップを取っておきましょう。
操作方法は、サーバー側(右)からパソコン側(左)にドラッグするだけ。たったこれだけで、コピーができてしまいます。
これとは逆に、パソコン側(左)からサーバー側(右)にドラッグすれば、ファイルのアップロードができます。
これらの操作は、コピーなので元のファイルは残っています。
ファイルの編集の仕方は?
編集したいファイル(下の画像では『style.css』)を右クリックして、表示された中から『表示 / 編集』を選択すると、自動でテキストエディタが開かれます。
ファイルを上書きすると次のように表示されるので、『はい』をクリックするとサーバー側のファイルが更新されます。
テキストエディタの変更の仕方は?
上記の作業の際、初期設定のままですと Windows や Mac のデフォルトのエディタで開かれてしまいます。
ここではそれを、いつもお使いのエディタに変更する方法についてご紹介します。
画面左上の FileZilla > 設定 をクリックして・・・
下の画像( )のように設定します。
①『ファイルの編集』 をクリック
②『カスタムエディターを使用』にチェック
③『参照』をクリックしお使いのエディタを指定
④『常にデフォルトのエディターを使用』にチェック
左下の『OK』をクリックしたら設定完了です。
まとめ
私も初めて『FileZilla』を目にした時は、その外見上から見なかったことにしてしまいました・・・
今回、かつての自分にも分かるようにまとめてみましたので、貴方もぜひチャレンジしてみて下さい。
『FileZilla』での転送に失敗してお困りの方はこちらをどうぞ
[clink url=”http://integritydesign.jp/filezilla-transfer-failed/”]
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